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人身事故 | 鉄道会社の損害

都市圏では「人身事故」が原因で電車がストップし、復旧に時間がかかって通勤通学に支障が出ることも少なくないそうです。

その原因が「飛び込み自殺」であることも多く、遺族に大きな傷が残るのはもちろんですが、人身事故で鉄道会社が受ける損害も少なくないようです。

車両修理費、振り替え輸送費用、運賃を払い戻した分などの損害があるそうです。

池袋駅で、線路に立ち入った女性が始発電車に引かれるという人身事故の時には、山手線は全線で運転を見合わせ、内回りは約30分後に運転を再開出来たが、外回りは復旧作業に時間がかかり、運転再開は事故から4時間20分後だったそうです。

ラッシュの時間帯と重なったこともあり、約10万5000人が影響を受けたとのこと。

このような人身事故では、足止めを受ける利用者が第一の被害者なのはもちろんですが、鉄道会社も費用面だけを具体的に考えてみただけでも、復旧のために臨時に動員した人員の人件費や車両の修理費、他社への振り替え輸送にかかった費用、乗客に運賃を払い戻した分、などが容易に想像できますね。

ある試算では、踏切での事故で、周辺10駅から駅員を動員し、乗客1万人に影響があった場合を想定。

それによると、①1駅あたりの人件費を5万円として50万円②4000人が振替輸送を利用し、平均500円だとして200万円③電車が脱線し、車両や線路が損傷したとして1億400万円と、鉄道会社は1億650万円の損害を受ける、という計算になるそうです。

このような、飛び込み自殺などの人身事故が利用者や鉄道会社に多大な損害を与えることもしっかり覚えておきたいですよね。